今回はUbuntu 10.4のインストール方法について取り上げていきます(`・ω・´)
まず、Ubuntuってなんぞ?という人のために解説すると
一般的に使われているパソコンにはOSという基本ソフトウェア(要はWindowsなど)が入っています。(`・ω・´)
世界で一般的に使われているOSはマイクロソフト社のWindows、アップル社のMacなどがありますが
その中でもう一つ有名なのがLinux(Ubuntu)です。
Linuxはスウェーデン系フィンランド人のリーナスさんが開発したのですが、そのあたりの詳しい説明はめんどk以下のウィキペディアを見てください。
さて、ここでUbuntuって何がいいん?という人がいると思いますが
まずは
無料です(`・ω・´)
もう一度いいます、無料です(`・ω・´)
はい、ここで使ってもいいかなという人もいるかと思います。
Linuxはリーナスさんが「こんなんできたよー、公開するからみんな好きに改良してねー」とご丁寧にもネット上で基本的に無料で公開してくれています。
そこで有志がこのLinuxを使って様々なOS(Ubuntu、CentOS等)を同じようにリーナスさんみたく公開しています。
つまりは持ちつ持たれつな関係で世界中の色々な人が開発を行っています。
さて、話が逸れましたが更にいいことがあります
それは
ソフトも無料(`・ω・´)
はい、リピート ソフトも無料
基本的にLinuxで使われているパッケージの大半は無料です。これは先程言ったようにLinuxの世界では無料で公開して色んな人に使ってもらおうという考え方が強く、そのためLinuxで使うものの大半が無料で使うことができます。
その上
Windows、Macでできることは大半がLinuxでもやれる!(`・ω・´)
これもかなりデカイです、提供されているパッケージはかなりの数になるので、はっきり言うとLinuxで出来ないことはWindowsのゲームってくらいいろんなことが出来ます。
もちろん画像編集から動画編集、SkypeなどのSNSツールもLinuxから行うことが出来ます。
さて、ここまで説明して使ってみたいなーという人も出てきたと思いますが、早速インストール説明に入りたいと思います(`・ω・´)
~Ubuntu10.4インストール手順~
注意)パソコンによってはデータが消えたり、最悪の場合起動できなく場合がありますのでインストールする際は自己責任でお願いします(`・ω・´)
1.最初にインストールディスクを作成します。
まずは公式サイトよりCDイメージをダウンロード
公式サイト:Ubuntu Japanese Team ※2010/10/11現在
サーバーはどこでもいいのでCDイメージと書かれたリンクをクリック!ファイルを保存する。
※この他にもUbuntu10.4のイメージがありますが日本語Remix CDを使用することをお勧めします。日本人チームが作成したCDなので言語やサポートが日本人向けにカスタマイズされており、後々のトラブルに対応しやすくなります
ダウンロードが完了したらできたファイルをCDに焼きます(`・ω・´)
使っているOSがWindows7の場合、おそらく保存したファイルをダブルクリックすると以下の画像ようなツールが起動すると思います。
出てきた場合、空のCDをCDドライブに入れ、ツール上の使うドライブ名(コンピュータでCDが表示されている名前)を選択、書き込みボタンを押す。
2.できたディスクを入れて再起動します。その際に一緒にBIOSの設定も行います
電源が入ったら素早く[F1]、[F2]、[F8]、[F10]、[F12]、[Delete]、[Tab]のいずれかを押す(`・ω・´)
※パソコンによって起動キーが違います、おそらく最初に起動する画面にいずれかのキーが書かれていると思いますのでそれを押してみる。
下の画像のような青い画面などが出れば成功!
次に起動順位の設定を行ないます(`・ω・´)
※BIOSによって違いがあるので違う場合は同じような場所を見つけてください
こっちのBIOSの操作方法は以下の画像の通り
画像のようなbootと書かれたメニューがあると思うので←、→キーで選択する。
bootメニュに来たら、その中でBoot Device Priorityを↑、↓キーで選択、Enterを押す。
すると次のような感じの画面になると思います。
ここで選択を画像のように
1stをCDROM、2ndをHard Diskに設定する(下は変更なし)。これでパソコンが最初に起動したらCDを読み込み、次にハードウェアを読みに行く。
設定終わったらF10を押してsaveを選択して終了
再び暗転して再起動します
3.インストールする(各種設定編)
無事にディスクが起動すれば次のような画面が出てきます
ここでほっとくと自動でコンピュータに~を選択してしまうので素早くUbuntuをインストールを選択
すると次の画面が出てくるので日本語を選択、進むをクリック
使用言語も同じように日本語を選択
次に時間を聞いてくるのでアジア/日本時間を選択し、進むをクリック
次にキーボードのレイアウトを聞いてくる。
メーカーによってはキーボードのボタンの配置が違うものがある場合があるので下の欄でテストしながらJapanのものの中で適当な配置を選択し進むをクリック(一般にはJapan)。
4.インストールする(パーティション設定編)
次にパーティションの設定を行ないます(`・ω・´)
これUbuntuだけインストールするなら関係なんですが、他のOSが入っている人は失敗すると他のOSが起動しなくなったり、最悪起動しなくなったりしますので注意してください
まず、今使っているパソコンで容量がいっぱいいっぱいの人はインストールしないでください。
Ubuntuは3GBもあればインストール出来ますが、20GBくらいは開けておいたほうがいいです(`・ω・´)
例:Cドライブが100GB中80GB以上使用中など
容量が十分空いている人は次の選択を「それぞれ別のものとしてインストールし、起動時にどれを起動するか選択」を選択する。
ここでWindowsが入っている人は上のバーにWindowsが表示されていることを確認してください。
ここで書かれている通りSWAP領域など高度な知識を知っている人は下の手動でインストールでするのをお勧めします。(といっても知ってる人はひとりで出来ると思うがw)
のちのち手動でパーティション分けでのインストールの仕方も説明します。
他のOSが入ってない人は「ディスク全体~」の選択で進めてください。
5.インストールする(最終処理)
次の各項目に対して書き込んでいく
項目ごとの説明は
・あなたの名前を入力してください – フルネームなどを入力してください。
・ログインに使う名前を入力してください – ユーザ名です。上の名前を入力すると自動的に入ります。
・アカウントを安全に保つために、パスワードを入力してください。 – 2つの入力欄には同じパスワードを入力してください。忘れないようにしてください。
・このコンピュータの名前を入力してください。 – 上の名前を入力すると自動的に入ります。 以下はログインとホームフォルダの暗号化についての選択です。
・自動的にログインする – ログイン画面が表示されず、ホーム・フォルダが暗号化されません。
・ログイン時にパスワードを要求する – ログイン画面が表示され、ホーム・フォルダが暗号化されません。
・ログイン時およびホーム・フォルダの復号化時にパスワードを要求する – ログイン画面が表示され、ホーム・フォルダが暗号化されます。
となっています。
すべて記入したら進むをクリック
Windowsなどが入っている場合はドキュメントの追加を聞いてきます。
ubuntuでも使用したい場合はチェックを入れてください
最終処理の報告をしてくるので各項目を確かめてください。
特にWindowsを消すということをしていないか注意してください(`・ω・´)
確認できたらインストールをクリック
6.確認作業
しばらくするとインストールが終わり、再起動するように促されますので再起動をクリック
最後にEnterを押してください
再起動が行われ、正常にインストールできたら起動し、Windowsなどの別OSが入っている場合は以下のような選択画面が出てくると思います。
最初にUbuntuの方を確認してみます。
インストールしたときに記入したユーザーを選択、同じようにパスワードも入力すると
Ubuntu無事に起動!!!
これでインストール終了です、終了する場合は右上のマークをクリックするとシャットダウンの部分が出てくるのでこれでシャットダウン出来ます。
また、Windowsと同じようにネットに繋がっていると次のようなアップローダーが起動してアップデートをするように進めてきます。
しかし、これまたWindowsと同じようにかなり時間がかかるので時間が空いたときに行ってください。
Windowsなどが入っている人は先に再起動をしてWindowsがちゃんと起動することを確認したほうがいいと思います。
無事Windows等が起動したなら以上で終わりとなります。
閲覧お疲れさんでした(`・ω・´)
参考ページ:Ubuntu インストール方法